クラシックバッテリーキャビネットの撤去または新しい場所への移動
- トアを開きます。2本のネジを取り外して、左側のドアを開きます(GVSCBC10A2またはGVSCBC10B2の場合)。
- バッテリーブレーカーをOFF(開)にしてロックアウトまたはタグアウトします。
- ブレーカー保護プレートを取り外します。
- バッテリーブレーカーの左側の端子カバーを取り外します。
- バッテリーブレーカーからDCケーブルとPEケーブルを切断して取り外します。
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各棚のバッテリー間にある相互接続銅バーまたは相互接続ケーブルを切断して取り外します。バッテリーブレーカーの右側からバッテリーケーブルを切断して取り外します。クラシックバッテリーキャビネットのフロントドアの内側にある配線図を参照してください。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険バッテリーには、感電やショートの危険性があります。バッテリーを取り扱う際は、以下の注意に従う必要があります。- 腕時計や指輪など、金属製の物は外してください。
- 絶縁ハンドル付きの工具を使用してください。
- 保護メガネ、手袋、保護靴を装着してください。
- バッテリーの上に工具や金属のパーツを置かないでください。
- バッテリー端子の接続や切断を行う前に、充電源の接続を解除してください。
- バッテリーが誤って接地されていないかどうかを確認してください。誤って接地されている場合は、接地から外してください。接地されたバッテリーに触れると、感電やショートが発生する可能性があります。適切な技術者が設置や保守を行う間、接地を外しておくことで感電の危険性を減らすことができます(接地式電源回路を持たない機器やリモートバッテリー電源が該当します)。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。 -
棚からバッテリーを取り外します。バッテリーは必要に応じてリサイクルまたは再利用します。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険バッテリー点検は、バッテリーや必要な注意事項に関して十分な知識を持つ有資格者以外は行わないでください。資格を持っていない人をバッテリーに近づけないようにしてください。- 鉛酸バッテリーは適切にリサイクルしてください。バッテリーには鉛と希硫酸が含まれています。
- バッテリーは国や地域の規制に従って廃棄してください。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。 - 取り外した端子カバーをバッテリーブレーカーの左側に戻します。
- クラシックバッテリーキャビネットからすべての信号ケーブルを切断して取り外します。
- ブレーカー保護プレートを元に戻します。
- ドアを閉めます。2本のネジを取り付けて、左側のドアを閉めます(GVSCBC10A2またはGVSCBC10B2の場合)。
- キックプレートを、クラシックバッテリーキャビネットの前面、背面、側面から取り外します。
- クラシックバッテリーキャビネットを左側または右側からパレットトラックで持ち上げます。
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次のいずれかを実行します。
- クラシックバッテリーキャビネットを撤去します。
- クラシックバッテリーキャビネットを新しい場所に移動して取り付けます。
- クラシックバッテリーキャビネットを新しい場所に取り付ける場合:バッテリーはクラシックバッテリーキャビネットを新しい場所に移動してから再度取り付けます。バッテリーの相互接続、信号ケーブルの取り付け、電源ケーブルの取り付けなどを行う場合は、設置マニュアルの手順に従ってください。取り付けの概要については、設置手順を参照してください。