990-91141J-018

重要な安全関連手順 — ここに記載されている指示を保管しておいてください

ここに記載されている指示を注意深く読み、装置の設置、操作、整備、保守を行う前に装置についてよく理解してください。以下の安全に関するメッセージは、危険の可能性を警告するため、または手順を明確または簡潔にする情報への注意を喚起するために、このマニュアルまたは装置を通じて随所に記載されています。

「危険」または「警告」の安全に関するメッセージに対する記号の説明は、指示に従わないと人体への危害を引き起こす電気的な危険性があることを示しています。

これは、安全警報の記号です。人体への危害の危険性があることを警告する目的で使用されます。人体への危害や死亡の危険性を避けるため、この記号が付いているすべての安全性メッセージに従ってください。

危険
危険」は、指示に従わなかった場合に、死亡や重傷を引き起こす危険な状況を示します。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
警告
警告」は、指示に従わなかった場合に、死亡や重傷を引き起こす可能性がある危険な状況を示します。
上記の指示に従わないと、死亡、重傷、または機器の損傷を負う可能性があります。
注意
注意」は、指示に従わなかった場合に、軽傷を負う可能性がある危険な状況を示します。
上記の指示に従わないと、負傷または機器の損傷を負う可能性があります。
注記
注記」は、人体への危害には関連しない操作に関する注記です。安全警報の記号は、このタイプの安全性メッセージには使用されません。
上記の指示に従わないと、機器の損傷を負う可能性があります。

ご注意ください

電気機器の設置、操作、修理、保守は、必ず有資格者が行ってください。この資料の使用に起因するいかなる結果についても、Schneider Electricが責任を負うことはありません。

有資格者とは、電気機器の構造、設置、操作に関するスキルと知識を持ち、危険を認識して回避するための訓練を受けた担当者のことを指します。

IEC 62040-1:「Uninterruptible power systems (UPS) -- Part 1:Safety Requirements」に記載されているように、バッテリーが搭載されているこの機器の点検、設置、保守は、適切な技術者が行う必要があります。

適切な技術者とは、リスクを察知し、機器で発生する可能性のある危険を回避できる、適切な教育と経験を有する技術者のことを指します(IEC 62040-1、3.102項)。

電磁適合性

注記
電磁波障害のおそれ
本製品は、カテゴリC2に属するUPS製品です。居住環境では本製品により無線干渉が発生する可能性があり、そのような場合にはユーザーによる追加措置が必要とされることがあります。
上記の指示に従わないと、機器の損傷を負う可能性があります。

安全性に関する注意

危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
  • この製品は、Schneider Electric社の仕様と要件に従って設置する必要があります。特に、外部および内部の保護(上流回路ブレーカー、バッテリーサーキットブレーカー、ケーブル配線など)と環境要件は重要です。これらの要件に従わなかった場合、Schneider Electric社は責任を負わないものとします。
  • UPSシステムは、ケーブル配線された後であってもスタートアップさせないでください。Schneider Electric社以外による起動は許容されません。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
UPSシステムは、地方自治体と国が規定する規則に従って設置する必要があります。UPSは、以下の規格に従って設置してください。
  • IEC 60364(60364–4–41 - 感電に対する保護、60364–4–42 - 熱効果に対する保護、60364–4–43 - 過電流に対する保護を含む)、または
  • NEC NFPA 70
どちらの規格に従うかは、本製品を使用する地域で適用される規格によって異なります。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
  • UPSシステムは、湿気や導電性汚染物質のない、空調を施された部屋に設置してください。
  • UPSシステムは、システムの重量を支えることができる、不燃性の平坦で硬い床面(コンクリート面など)に設置する必要があります。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
このUPS装置は、設計上、次のような異常な動作環境には据え付けできません。
  • 有害な煙
  • 爆発の危険があるガス-粉体混合物、腐食性ガス、他の熱源からの伝導熱ないしは輻射熱
  • 水気、磨耗性塵埃、蒸気、または過度な湿り気のある環境
  • 菌類、昆虫類、有害生物
  • 塩分を含んだ空気または汚染された冷却材
  • IEC 60664-1に従って汚染度が2を超える環境
  • 異常な振動、衝撃、傾きに曝される環境
  • 直射日光、熱源、強力な電磁場への暴露
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
注記
過熱の危険性
UPSシステム周囲の空間の要件を順守し、UPSシステムの動作中に製品の換気口をふさがないでください。
上記の指示に従わないと、機器の損傷を負う可能性があります。
注記
機器損傷の危険性
UPS出力を、太陽光発電システムやスピードドライブなどの回生負荷システムに接続しないでください。
上記の指示に従わないと、機器の損傷を負う可能性があります。
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