負荷制限の設定
負荷制限により、バッテリー運転モード時にUPSがサポートしなければならない負荷に対し優先順位を付けることができます。負荷制限が有効になると、バッテリーの放電時に作動する出力リレーの信号を介して、重要度の低い負荷を制限します。そして、バッテリーが充電され、出力リレー信号が無効になると、重要度の低い負荷を再度サポートします。
- 負荷制限に対して最低1つの出力リレーを設定します。詳細については、出力リレーの設定を参照してください。
- をタップします。
- 負荷制限を有効化を選択します。
- バッテリー充電状態(%)で出力リレーを有効にするを設定します。ここでは、バッテリーの放電時に負荷制限出力リレーを有効にしなければならないバッテリー充電状態を設定します。
- バッテリー充電状態(%)で出力リレーを無効にするを設定します。ここでは、バッテリーの充電時に負荷制限出力リレーを無効にしなければならないバッテリー充電状態を設定します。この値を0に設定した場合、UPSがバッテリー運転モードを終了しバッテリー充電が開始されると、即座に負荷制限出力リレーが無効になります。
- 出力リレー無効化遅延(分)を設定します。ここでは、負荷制限出力リレーが無効になるまでの遅延を分単位で設定します。この値を0に設定した場合、バッテリー充電状態が、設定した無効化のしきい値に達すると、即座に負荷制限が無効になります。
- OKをタップして設定を保存します。