990-91260E-018

最終設置

危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
バッテリーには、感電やショートの危険性があります。バッテリーを取り扱う際は、以下の注意に従う必要があります。
  • 腕時計や指輪など、金属製の物は外してください。
  • 絶縁ハンドル付きの工具を使用してください。
  • 保護メガネ、手袋、保護靴を装着してください。
  • バッテリーの上に工具や金属のパーツを置かないでください。
  • バッテリー端子の接続や切断を行う前に、充電源の接続を解除してください。
  • バッテリーが誤って接地されていないかどうかを確認してください。誤って接地されている場合は、接地から外してください。接地されたバッテリーに触れると感電する危険性があります。設置や保守の間、接地を外しておけば、感電の危険性を減らすことができます(接地式電源回路を持たない機器やリモートバッテリー電源が該当します)。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
警告
機器損傷の危険
システムが通電可能な状態になってから、バッテリーをシステムに搭載してください。バッテリー搭載から72時間(3日間)以上経過する前に、UPSシステムの電源を入れる必要があります。
上記の指示に従わないと、死亡、重傷、または機器の損傷を負う可能性があります。
  1. 上部カバーを再度取り付けます。
    1. 上部カバーを傾けて、背面からUPSの上をスライドさせます。上部カバーの後部のタップを、UPS背面にあるスロットに取り付ける必要があります。
    2. 上部カバーを前面に押し下げます。

      UPSの背面図

    3. ネジを再度取り付けます。
  2. UPSから背面搬送用金具を取り外します。
  3. 耐震固定の場合のみ
    1. 付属のM8ボルトを使用して、UPSに背面固定用金具を取り付けます。

      UPSの背面図

    2. 背面固定金具のブラケットが背面固定用金具に接続されるようにUPSを押し込みます。

    UPSの背面図

  4. レンチを使用して、UPSの前面と背面の水平調節の脚部を床面に着くまで下げます。水平器を使用してUPSが水平であることを確認します。
    注記
    機器損傷の危険
    レベリングフィートを下げた後はキャビネットを動かさないでください。
    上記の指示に従わないと、機器の損傷を負う可能性があります。
  5. 耐震固定以外の場合のみ:前面搬送用金具を床に取り付けます。UPSは上部が重いため、ボルトで床に固定しないと転倒する場合があります。床のタイプに合った適切な金具を使用してください。前面搬送用金具の穴の直径はø9mmです。
  6. 耐震固定の場合のみ
    1. UPSから前面搬送用金具を取り外します。
    2. UPSに前面の耐震固定用金具を取り付けます。
    3. UPSの前面の耐震固定用金具を床に固定します。床のタイプに合った適切な金具を使用してください。前面の耐震固定用金具の穴の直径はø18mmです。
  7. バッテリーブレーカーBBを開(OFF)位置にします。
  8. 追加のバッテリーモジュールがある場合、それをスロットに押し込みます。ラックを下から順に埋めていきます。
  9. 追加のバッテリーモジュールのバッテリーモジュールハンドルを下げ、付属のネジを使用してハンドルをラックに固定します。
  10. バッテリーモジュールの前面にバッテリー端子を接続します。
  11. 設置の準備で取り外したすべてのプレートとカバーを再度取り付けます。
  12. UPSに前面パネルを再度取り付けます。
    1. UPSの前面パネルの下部にある2つのタップを斜めの角度でUPSに挿入します。
    2. 前面パネルストラップをUPSに再度取り付けます。
    3. 前面パネルを閉じ、2つのロックつまみをロックします。
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