990-91260E-018

重要な安全関連手順 — ここに記載されている指示を保管しておいてください

ここに記載されている指示を注意深く読み、装置の設置、操作、整備、保守を行う前に装置についてよく理解してください。以下の安全に関するメッセージは、危険の可能性を警告するため、または手順を明確または簡潔にする情報への注意を喚起するために、このマニュアルまたは装置を通じて随所に記載されています。

「危険」または「警告」の安全に関するメッセージに対する記号の説明は、指示に従わないと人体への危害を引き起こす電気的な危険性があることを示しています。

これは、安全警報の記号です。人体への危害の危険性があることを警告する目的で使用されます。人体への危害や死亡の危険性を避けるため、この記号が付いているすべての安全性メッセージに従ってください。

危険
危険」は、指示に従わなかった場合に、死亡や重傷を引き起こす危険な状況を示します。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
警告
警告」は、指示に従わなかった場合に、死亡や重傷を引き起こす可能性がある危険な状況を示します。
上記の指示に従わないと、死亡、重傷、または機器の損傷を負う可能性があります。
注意
注意」は、指示に従わなかった場合に、軽傷を負う可能性がある危険な状況を示します。
上記の指示に従わないと、負傷または機器の損傷を負う可能性があります。
注記
注記」は、人体への危害には関連しない操作に関する注記です。安全警報の記号は、このタイプの安全性メッセージには使用されません。
上記の指示に従わないと、機器の損傷を負う可能性があります。

ご注意ください

電気機器の設置、操作、修理、保守は、必ず有資格者が行ってください。この資料の使用に起因するいかなる結果についても、Schneider Electricが責任を負うことはありません。

有資格者とは、電気機器の構造、設置、操作に関するスキルと知識を持ち、危険を認識して回避するための訓練を受けた担当者のことを指します。

IEC 62040-1:「Uninterruptible power systems (UPS) -- Part 1:Safety Requirements」に記載されているように、バッテリーが搭載されているこの機器の点検、設置、保守は、適切な技術者が行う必要があります。

適切な技術者とは、リスクを察知し、機器で発生する可能性のある危険を回避できる、適切な教育と経験を有する技術者のことを指します(IEC 62040-1、3.102項)。

FCCステートメント

注記: 本製品は、FCC規則パート15クラスAデジタル機器の基準に準拠していることが検査によって確認されています。この基準は、本製品を業務用環境下で使用する際に、有害な干渉に対して適切な対策を講じる目的で規定されたものです。本製品は無線周波を生成、使用します。また放射する可能性もあります。マニュアルの指示に従って適切に取り付け、使用しないと、無線通信に有害な干渉を及ぼす可能性があります。本製品を住宅地域で使用すると、有害な干渉が発生する可能性があります。その場合、本製品の使用者が、有害な干渉を是正するための措置を自費で講じる必要があります。

準拠の責任を負う当事者の明示的な許可を得ることなく改修や改造を行った場合は、本製品の使用権が無効になる場合があります。

電磁適合性

注記
電磁波障害のおそれ
本製品は、カテゴリC2に属するUPS製品です。居住環境では本製品により無線干渉が発生する可能性があり、そのような場合にはユーザーによる追加措置が必要とされることがあります。
上記の指示に従わないと、機器の損傷を負う可能性があります。

安全性に関する注意

危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
この文書に記載されている安全に関する指示をすべて読み、理解し、順守する必要があります。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
据付マニュアルのすべての指示を読み終えてから、この無停電電源装置(UPS)システムの据え付けや作業に取り掛かってください。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
すべての工事作業が完了し、据え付け場所の清掃が終了するまで、UPSシステムを設置しないでください。UPSを設置した後、設置場所で追加の工事が必要な場合は、UPSの電源を切り、納品時に同梱されていた保護梱包袋でUPSを覆います。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
  • この製品は、Schneider Electric社の仕様と要件に従って設置する必要があります。特に、外部および内部の保護(上流ブレーカー、バッテリーブレーカー、ケーブル配線など)と環境要件は重要です。これらの要件に従わなかった場合、Schneider Electric社は責任を負わないものとします。
  • UPSシステムは、ケーブル配線された後であってもスタートアップさせないでください。Schneider Electric社以外による起動は許容されません。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
UPSシステムは地方自治体および国家における規則に従って設置される必要があります。UPSは、以下の規格に従って設置してください。
  • IEC 60364(60364-4-41 - 感電に対する保護、60364-4-42 - 熱効果に対する保護、60364-4-43- 過電流に対する保護を含む)、または
  • NEC NFPA 70、または
  • カナダの電気規則(C22.1、パート1)
使用地域で適用される規格に従ってください。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
  • UPSシステムは、温度管理された、導電性汚染物質や湿気がない室内環境に据え付けてください。
  • UPSシステムは、システムの重量を支えられる、不燃性の平坦で硬い床面(例、コンクリート面)に設置する必要があります。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
このUPS装置は、設計上、次のような異常な動作環境には据え付けできません。
  • 有害な煙
  • 爆発の危険があるガス、粉体混合物、腐食性ガス、他の熱源からの伝導熱や輻射熱
  • 水分、磨耗性塵埃、蒸気、または過度な湿度
  • 菌類、昆虫類、有害生物
  • 塩分を含んだ空気または汚染された冷却材
  • IEC 60664-1が規定するレベル2を超える汚染物
  • 異常振動、衝撃、傾斜
  • 直射日光、熱源、強力な電磁場
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
取り付けられている配線口カバーに、ドリルまたは切削によりケーブルや電線管用の穴を開けないでください。また、このUPS装置の近くで穴開けまたは切断作業を行わないでください。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
警告
アークフラッシュの危険
設置マニュアルで指示されていない限り、この製品に機械的変更(キャビネット部品の取り外し、ドリルや切削による穴開けなど)を加えないでください。
上記の指示に従わないと、死亡、重傷、または機器の損傷を負う可能性があります。
注記
過熱の危険
UPSシステム周囲のスペースの要件を順守し、UPSシステムの動作中にUPSの換気口をふさがないでください。
上記の指示に従わないと、機器の損傷を負う可能性があります。
注記
機器損傷の危険
UPS出力を、太陽光発電システムやスピードドライブなどの回生負荷システムに接続しないでください。
上記の指示に従わないと、機器の損傷を負う可能性があります。

電気的安全性

危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
  • 電気機器の据え付け、運転、点検、保守は、必ず有資格者が実施する必要があります。
  • 適切な個人保護具(PPE)を使用し、安全な電気作業方法に従って作業してください。
  • このUPSシステムに対する作業は、内部、外部の別を問わず、このUPS装置のあらゆる電源をオフにしてから実施してください。
  • このUPSシステムの作業を始める前に、保護接地も含め、あらゆる端子間で危険な電圧がかかっていないことを確認してください。
  • UPSには、蓄電池が内蔵されています。商用電源/主電源から切り離されている状態でも、電圧がかかっている場合があります。このUPSシステムの設置や点検を行う前に、必ず装置電源をオフにし、商用電源/主電源とバッテリーの接続を解除してください。このUPS装置内部を開く場合は、コンデンサーの放電が終わるまで5分程度待ってから開いてください。
  • 各地域の規制に従って上流電源からシステムを絶縁するため、断路装置(断路ブレーカーやスイッチ)を取り付ける必要があります。この断路装置は、作業しやすく見やすい場所に設置してください。
  • UPSは適切にアース処理/接地されていなければなりません。また、高い接触電流/漏れ電流のため、アース処理/接地導体を最初に接続する必要があります。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
バックフィード保護が標準設計となっていないシステムの場合、絶縁装置の入力端子での危険電圧やエネルギーを防ぐために、自動絶縁装置(バックフィード保護オプション、もしくはIEC/EN 62040–1またはUL1778 5th Editionの2つの規格のうち使用地域で適用されるいずれかの規格要件を満たしている他の装置)を設置する必要があります。上流電源の停電後15秒以内に装置を開放する必要があり、仕様に従った定格である必要があります。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。

UPSの入力電源が外部断路装置を通じて接続されているときで、開放により中性線断となる場合、もしくは自動のバックフィード防止装置が機器外部に設置されているときもしくはIT配電システムに接続されているときは、UPS入力端子およびUPSから離隔しているすべての一次電源断路装置およびそれら断路装置とUPS間の外部アクセスポイントに、次のテキスト(またはUPSシステムが設置されている国の言語で同等に記載されたテキスト)を表示するラベルをユーザーが貼り付ける必要があります。

危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
電圧バックフィードの恐れがあります。この回路で作業する前にUPSを絶縁し、保護接地を含むすべての端子間の危険電圧を確認してください。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
  • UPSで作業を行う前に、正しいロックアウト/タグアウト手順を必ず実行してください。
  • 自動起動機能が有効になっている場合、主電源が戻ったときに自動的にUPSが再起動します。
  • UPSで自動起動が有効になっている場合は、この機能を警告するためのラベルをUPSに追加する必要があります。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。

自動起動が有効になっている場合は、UPSに以下のラベルを追加します:

危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
自動起動が有効になっています。主電源が復帰すると、UPSは自動的に再起動します。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。

危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
本製品はPE導体に直流電流を流す可能性があります。感電を防ぐために漏電遮断器(RCD)を使用する場合、本製品の給電側ではタイプBの漏電遮断器しか使用できません。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。

バッテリーの安全性

危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
  • バッテリーサーキットブレーカーは、Schneider Electric社が定義した仕様と要件に従って設置する必要があります。
  • バッテリー点検は、バッテリーや必要な注意事項に関して十分な知識を持つ有資格者以外は行わないでください。資格を持っていない人をバッテリーに近づけないようにしてください。
  • バッテリー端子を接続したり取り外したりする前に、充電源の接続を解除してください。
  • 爆発の危険があるため、バッテリーを焼却処分しないでください。
  • バッテリーを解体または改造したり、本来とは異なる方法で使用したりしないでください。漏れ出した電解液は肌や目に害を与えるため、注意してください。毒性を持っている場合もあります。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
バッテリーには、感電やショートの危険性があります。バッテリーを取り扱う際は、以下の注意に従う必要があります。
  • 腕時計や指輪など、金属製の物は外してください。
  • 絶縁ハンドル付きの工具を使用してください。
  • 保護メガネ、手袋、保護靴を装着してください。
  • バッテリーの上に工具や金属のパーツを置かないでください。
  • バッテリー端子の接続や切断を行う前に、充電源の接続を解除してください。
  • バッテリーが誤って接地されていないかどうかを確認してください。誤って接地されている場合は、接地から外してください。接地されたバッテリーに触れると感電する危険性があります。設置や保守の間、接地を外しておけば、感電の危険性を減らすことができます(接地式電源回路を持たない機器やリモートバッテリー電源が該当します)。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険
バッテリー交換時は、必ず同タイプかつ同数のバッテリーまたはバッテリーパックを使用してください。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
注意
機器損傷の危険性
  • UPSシステムにバッテリーを取り付けます。ここでは、UPSシステムが通電可能な状態になるまで、バッテリーを接続しないでください。バッテリー接続から72時間(3日間)以上経過する前に、UPSシステムの電源を入れる必要があります。
  • 充電要件により、バッテリーの保管期間は6カ月以内とする必要があります。このUPSシステムを長期間通電せずに保管する場合、1カ月に1度以上の頻度で24時間通電することをお勧めします。この措置でバッテリーが充電され、修理不能な損傷を防ぐことができます。
上記の指示に従わないと、負傷または機器の損傷を負う可能性があります。

ENERGY STAR認定


一部のモデルはENERGYSTAR®の認定を受けています。
特定のモデルの詳細については、www.se.comにアクセスしてください。

使用される記号

接地を示す記号。

保護接地(PE)/機器接地導体(EGC)を示す記号。

直流(DC)を示す記号。

交流(AC)を示す記号。

正極性を示す記号。直流で使用、または直流を生成する装置の正極の識別に使用されます。

負極性を示す記号。直流で使用、または直流を生成する装置の負極の識別に使用されます。

バッテリーを示す記号。

スタティックスイッチを示す記号。可動部を使用せずに電源への負荷を接続し、または電源からの負荷を切断することができるよう設計されたスイッチを表します。

AC/DC変換器(整流器)を示す記号。AC/DC変換器(整流器)の識別に使用されます。プラグイン装置の場合、関連するコンセントの識別に使用されます。

DC/AC変換器(インバーター)を示す記号。DC/AC変換器(インバーター)の識別に使用されます。プラグイン装置の場合、関連するコンセントの識別に使用されます。

ヒューズを示す記号。ヒューズボックスまたはその位置の識別に使用されます。

変圧器を示す記号。

入力を示す記号。入力と出力を区別する必要がある場合に、入力端子の識別に使用されます。

出力を示す記号。入力と出力を区別する必要がある場合に、出力端子の識別に使用されます。

スイッチ断路器を示す記号。短絡または重負荷電流から装置を保護するスイッチ方式の断路装置の識別に使用されます。電流が最大制限値を超えると、回路が開きます。

サーキットブレーカーを示す記号。短絡または重負荷電流から装置を保護するサーキットブレーカー方式の断路装置の識別に使用されます。電流が最大制限値を超えると、回路が開きます。

断路装置を示す記号。短絡または重負荷電流から装置を保護するサーキットブレーカーまたはスイッチ方式の断路装置の識別に使用されます。電流が最大制限値を超えると、回路が開きます。

中性点を示す記号。中性導体またはその位置の識別に使用されます。

相導体を示す記号。相導体またはその位置の識別に使用されます。

QR Code is a registered trademark of DENSO WAVE INCORPORATED in Japan and other countries.

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