モジュール式バッテリーストリングの交換と取り付け
危険 |
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感電、爆発、またはアークフラッシュの危険性
バッテリーには、感電やショートの危険性があります。バッテリーを取り扱う場合は、以下の点に注意する必要があります。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
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警告 |
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機器損傷の危険性
上記の指示に従わないと、死亡、重傷、または機器の損傷を負う可能性があります。
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注記 |
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負荷停電の危険性
キャビネットのバッテリーブレーカーの位置が「開(OFF)」になっている場合、キャビネットからバッテリーのバックアップを行うことはできません。
上記の指示に従わないと、機器の損傷を負う可能性があります。
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- バッテリーモジュールの取り付け位置または交換位置にあるUPSまたはモジュール式バッテリーキャビネット(あるいはその両方)で、バッテリーブレーカー(BB)の位置を「開(OFF)」にします。
- UPSまたはモジュール式バッテリーキャビネット(あるいはその両方)から、バッテリーカバーを取り外します。
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以下の手順で、バッテリーモジュールを取り外します。
- バッテリーモジュール前部のバッテリー端子を取り外します。
- バッテリーモジュールのハンドルのネジを外し、ハンドルを上げます。
- バッテリーモジュールをスロットから慎重に引き出します。その際、必ずバッテリーストリング全体(4つのバッテリーモジュール)を引き出してください。
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以下の手順で、バッテリーモジュールを取り付けます。
- バッテリーモジュールをスロット内に押し込みます。その際、下から順にバッテリーモジュールを取り付けてください。必ず、バッテリーストリング全体(4つのバッテリーモジュール)を取り付けてください。
- バッテリーモジュールのハンドルを下げ、付属のネジを使用してハンドルをラックに固定します。
- バッテリーモジュール前部にバッテリー端子を接続します。
- モジュール式バッテリーのステータスの表示の説明に従い、バッテリーモジュールが正しく取り付けられているかどうかを確認します。
- UPSまたはモジュール式バッテリーキャビネット(あるいはその両方)のバッテリーカバーを元に戻します。
- UPSまたはモジュール式バッテリーキャビネット(あるいはその両方)で、バッテリーブレーカーの位置を「閉(ON)」にします。
- UPSシステムのすべてのバッテリーモジュールを交換する場合のみ: を選択し、すべてのバッテリーデータ(バッテリー稼働時間の低下要素、バッテリーの耐用期間、バッテリーの統計情報など)をリセットします。