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ランタイム較正テストの開始

この機能は、残りのバッテリーランタイムの概算値を較正するために使用されます。このテストでは、UPSはバッテリー運転に切り替わり、バッテリーは低直流警告レベルまで放電します。経過時間と負荷に関する情報に基づいてバッテリー容量が計算され、概算のランタイムが較正されます。

Schneider Electricでは、バッテリーを交換したとき、またはバッテリーソリューションに変更が行われたときは、起動時にランタイム較正テストを実行することを推奨します。

注記
機器損傷の危険性
  • ランタイムの較正テスト中はバッテリーが非常に低容量に減少するため、入力に停電が発生した場合には負荷をサポートすることはできません。
  • バッテリーの較正を行うと、バッテリーの電力が低直流警告レベルになるまで放電するため、較正後は、バッテリーをフル充電するまで、バッテリーの稼働時間が短くなります。
  • バッテリーのテストや較正を繰り返し実行すると、バッテリーの耐用年数に影響を及ぼすことがあります。
上記の指示に従わないと、機器の損傷を負う可能性があります。

条件:

  • 重大アラームがないこと。

  • バッテリーは必ず100%まで充電していること。

  • 負荷率は少なくとも10%あり、テスト中に変動が20%を超えないこと。例:テストの開始時に負荷率が30%の場合、テスト中に負荷率が24%を下回るか36%を上回ると、テストは中止されます。

  • バイパス電源が使用できるようになっていること。

  • 運転モードは通常運転モード、eConversion運転モード、またはECOモード運転になっていること。

  • システム運転モードはインバーターモード、eConversion運転モード、またはECOモード運転になっていること。

  1. ホーム画面のメニューボタンをタップします。
  2. 保守 > ランタイム較正 > 較正を開始を選択します。
  3. 確認画面でOKをタップします。
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