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バッテリーSPoTモードテストの実行

注記: 一部の国や地域では、法律によってバッテリーSPoTモードテストの実行が禁止されている場合があります。該当する国や地域の法律を確認してください。

条件:

  • ユニット出力ブレーカー(UOB)が開いていること

  • UPSの運転モードが要求スタティックバイパス運転モードになっていること

  • バッテリーブレーカーのBBが閉じていること

  • 監視障害が検出されていないこと

  • スタティックスイッチ入力ブレーカー(SSIB)が閉じていること

  • 出力電圧と周波数が、定義されている制限値を超えていないこと

このテストでは、負荷バンクを使用することなく、バッテリーの放電状態を確認することができます。バッテリーSPoTモードのテスト中は、UPSを要求スタティックバイパス運転モードにしてください。このモードでは、インバーターがオフになります。テストの実行中は、UPSによってバッテリーのランタイム較正テストが実行され、そのテスト結果に応じて、概算のランタイムが調整されます。

出力電力は、負荷の割合に合わせて、0~100%の範囲内で手動で設定することができます。可能な限り、実際の稼働条件に近い値を設定してください。

バッテリー電圧がシャットダウンレベルに達した場合や、事前に定義されている放電レベルに達した場合に、テストが停止します。

注記: このテストを行うには、サービスの設定時にSchneider ElectricによってバッテリーSPoTモードが有効に設定されている必要があります。
  1. ディスプレイのホーム画面で、テスト > バッテリーSPoTモードを選択します。
  2. バッテリーSPoTモードメニューの1ページ目で、テストを実行するための前提条件が満たされていることを確認し、この手順中にUOBが開いている場合は、負荷に電源が供給されていることを確認します。矢印記号をタップして次のページに移動します。
  3. 2ページ目に記載されているチェックリストに従います。矢印記号をタップして次のページに移動します。
  4. 3ページ目でバッテリーの放電レベルと出力電力レベルを設定します。矢印記号をタップして次のページに移動します。
  5. 4ページ目でバッテリーSPoTモードを開始をタップしてテストを開始します。
    注記: 手動でテストを停止する場合は、バッテリーSPoTモードを中止をタップします。
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