990-6161A-018

最終設置

以下の手順では、オプションの耐震キットGVSOPT016を使用します。
危険
感電、爆発、またはアークフラッシュの危険性
バッテリーには、感電やショートの危険性があります。バッテリーを取り扱う際は、以下の注意に従う必要があります。
  • 腕時計や指輪など、金属製の物は外してください。
  • 絶縁ハンドル付きの工具を使用してください。
  • 保護メガネ、手袋、保護靴を装着してください。
  • バッテリーの上に工具や金属のパーツを置かないでください。
  • バッテリー端子の接続や切断を行う前に、充電源の接続を解除してください。
  • バッテリーが誤って接地されていないかどうかを確認してください。誤って接地されている場合は、接地から外してください。接地されたバッテリーに触れると感電する危険性があります。設置や保守の間、接地を外しておけば、感電の危険性を減らすことができます(接地式電源回路を持たない機器やリモートバッテリー電源が該当します)。
上記の指示に従わないと、死亡または重傷を負うことになります。
警告
機器損傷の危険性
システムが通電可能な状態になってから、バッテリーをシステムに搭載してください。バッテリー搭載から72時間(3日間)以上経過する前に、UPSシステムの電源を入れる必要があります。
上記の指示に従わないと、死亡、重傷、または機器の損傷を負う可能性があります。
  1. レンチを使用して、モジュール式バッテリーキャビネットの前面と背面の水平調節脚を床面に着くまで下げます(この作業をまだ行っていない場合)。水平器を使用して、モジュール式バッテリーキャビネットが水平であることを確認します。
    注記
    機器損傷の危険性
    水平調節脚を下げた後はキャビネットを動かさないでください。
    上記の指示に従わないと、機器の損傷を負う可能性があります。
  2. 耐震固定の場合のみ:
    1. モジュール式バッテリーキャビネット前面のM8ボルトを取り外します。
    2. 付属のM8ボルトを使用して、モジュール式バッテリーキャビネットに前面固定金具を取り付けます。
    3. 前面固定金具を床に固定します。床の材質に合った適切な金具を使用してください。前面固定金具の穴の直径はø13mmです。使用する金具の最小要件は、M12グレード8.8です。
  3. 以下の図のように、プレートとカバーを元に戻します。
  4. バッテリーブレーカーの位置を「開(OFF)」にします。
  5. バッテリーモジュールをスロットに押し込みます。その際、下から順にバッテリーモジュールを取り付けてください。必ず、バッテリーストリング全体(4つのバッテリーモジュール)を各ラックに取り付けてください。
  6. バッテリーモジュールのハンドルを下げ、付属のネジを使用してハンドルをラックに固定します。
  7. バッテリーモジュールの前面にバッテリー端子を接続します。

    バッテリーモジュールの前面図

  8. 耐震固定の場合のみ:幅の狭いプレートを下部バッテリーカバーの底部から取り外し、下部バッテリーカバーを元に戻します。
    注記: 下部バッテリーカバーを元に戻す際に、ネジを使用してカバーの底部を中央の2つの穴に固定する必要があります。オプションの耐震キットGVSOPT016に付属している2本のM6ネジを使用してください。
  9. バッテリーカバーを元に戻します。
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