990-55222A-018

出力の設定

注記: この設定は、UPSを適切に操作するために必須の設定です。
  1. 設定 > 出力をタップします。
    1. ご使用の設定に応じて、交流線間電圧380VAC400VAC、または415VACに設定します。
    2. ご使用の設定に応じて、周波数50Hz ±1.050Hz ±3.050Hz ±10.060Hz ±1.060Hz ±3.0、または60Hz ±10.0に設定します。
    3. OKをタップして設定を保存し、矢印記号をタップして次のページに移動します。
  2. 次のページで、以下の設定を行います。
    1. バイパスおよび出力許容範囲(%)を設定します。バイパスおよび出力許容範囲は+3%~+10%で、デフォルトは+10%です。
    2. 電圧補正(%)を設定します。UPSの出力電圧は最大±3%まで調整可能で、さまざまなケーブルの長さに対応できます。デフォルトは0%です。
    3. 過負荷しきい値(%)を設定します。過負荷しきい値の範囲は0%~100%で、デフォルトは100%です。
    4. 変圧器電圧補正(%)を設定します。変圧器電圧補正の範囲は0%~3%で、デフォルトは0%です。詳細については、出力変圧器電圧の補正を参照してください。出力変圧器があると設定する場合は、UPS入力の設定を参照してください。
    5. OKをタップして設定を保存します。

出力変圧器電圧の補正

出力変圧器に対する補正操作を行い、電圧降下(0~3%)を調整することができます。

  1. 負荷をUPSから切り離します。

  2. 負荷0%で変圧器の二次側の電圧を測定してください。その後、電圧補正(%)設定を使用して電圧出力を補正し、UPSの出力電圧を手動で調整します。

  3. 負荷をUPSに接続します。

  4. 負荷X%で変圧器の二次側の電圧を再度測定してください。また、変圧器電圧補正(%)設定を使用して変圧器の電圧降下補正値を設定し、UPSの出力電圧を調整してください。

特定の負荷に必要となる変圧器の電圧補正を使用して、出力負荷率に応じてUPSで出力電圧の自動線形調整を行います。

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