990-5910D-018

UPSモード

通常運転

通常運転中、UPSは調整された電源で負荷をサポートします。

バッテリー運転

商用電源/主電源で障害が発生すると、UPSはバッテリー運転に切り替わり、調整された直流電源によって負荷がサポートされます。

要求スタティックバイパス運転

ディスプレイでコマンドを実行して、UPSを要求スタティックバイパス運転に切り替えることができます。要求スタティックバイパス運転中は、バイパス電源から負荷に給電されます。障害が検出された場合、UPSは通常運転または強制スタティックバイパス運転に切り替わります。要求スタティックバイパス運転中に商用電源に瞬断があった場合、UPSはバッテリー運転に切り替わります。

強制スタティックバイパス運転

UPSでコマンドを実行した場合や、UPSでインバーターOFFボタンを押した場合、UPSが強制スタティックバイパス運転モードになります。強制スタティックバイパス運転中は、バイパス電源から負荷に給電されます。

注: UPSが強制スタティックバイパス運転中に、バッテリーを代替電源として利用することはできません。

内部保守ブレーカーIMB経由の内部保守バイパス運転

内部保守ブレーカーIMBが閉じられると、UPSは内部保守バイパス運転に切り替わります。このモードの場合、調整されていないバイパス電源の電力が給電されます。内部保守ブレーカーIMB経由の内部保守バイパス運転中に、電力モジュール、スタティックバイパススイッチモジュール、コントローラーボックスのサービスおよび交換を行うことができます。内部保守ブレーカーIMBは、単機システムおよび外部保守バイパスブレーカーなしの1+1簡易並列システムでのみ使用することができます。

注: UPSが内部保守バイパス運転中に、バッテリーを代替電源として利用することはできません。

保守バイパスブレーカーMBB経由の外部保守バイパス運転

外部保守バイパスパネル/キャビネットまたはサードパーティのスイッチギアーで保守バイパスブレーカーMBBが閉じられると、UPSは外部保守バイパス運転に切り替わります。このモードの場合、調整されていないバイパス電源の電力が給電されます。保守バイパスブレーカーMBB経由の外部保守バイパス運転中に、UPS全体のサービスおよび交換を行うことができます。

注: UPSが外部保守バイパス運転中に、バッテリーを代替電源として利用することはできません。

スタティックバイパススタンバイ運転モード

スタティックバイパススタンバイ運転モードは、並列システム内の個々のUPSにのみ適用されます。UPSを強制スタティックバイパス運転モードに切り替えることができず、並列システムの他のUPSで負荷をサポートできる場合は、UPSがスタティックバイパススタンバイ運転モードになります。スタティックバイパススタンバイ運転モードでは、特定のUPS出力はオフになります。可能な場合、UPSは適切な運転モードに自動的に切り替わります。

注: 他のUPSが負荷をサポートできない場合、並列システムは強制スタティックバイパス運転モードに切り替わります。スタティックバイパススタンバイ運転モードのUPSは、強制スタティックバイパス運転モードに切り替わります。

バッテリーテスト運転モード

UPSでバッテリーのセルフテストまたはランタイム較正が実行されている場合は、UPSがバッテリーテスト運転モードになります。

注: 商用電源/主電源による給電が中断するか、重大アラームが存在する場合、バッテリーテストは中止され、UPSは商用電源/主電源の復帰時に通常運転に戻ります。

ECOモード

ECOモード運転では、UPSが要求スタティックバイパス運転を使用するように設定することができます。負荷給電は、事前に定義した状況で、適切な運転モードでバイパスを経由して行われます。障害が検出された場合(バイパス電圧が許容範囲外、出力電圧が許容範囲外など)、UPSは通常運転または強制スタティックバイパス運転に直ちに切り替わります。ECOモードの主な利点は、電力消費量を削減できるということです。商用電源/主電源による給電に瞬断が発生した場合、UPSはバッテリー運転に切り替わり、無遮断の給電が行われます。UPSがECOモードになっている場合は、バッテリーが充電されます。

注: 並列システム内の1台のUPSでECOモード運転設定の変更が行われると、その設定は並列システム内のすべてのUPSで共有されます。

ECOnversion運転モード

ECOnversionモードの場合、UPSはスタティックバイパス経由で負荷の有効部分に給電することができます。インバーターは、バイパス電源と並行して運転を継続し、負荷の無効部分に給電します。UPSの入力力率は、負荷力率に関係なく、1に近い値で維持されます。負荷の無効部分は、UPSの入力電流において大幅に低減するからです。商用電源/主電源に瞬断が発生した場合、インバーターは直ちに出力電圧を維持し、ECOnversionモードからの切り替え中に起こる給電停止や電圧低下を実質的になくすことができます。UPSがECOnversionモードになっている場合、バッテリーが充電されます。

注: 並列システム内の1台のUPSでECOnversion運転モード設定の変更が行われると、その設定は並列システム内のすべてのUPSで共有されます。

オフモード

UPSは負荷に給電しません。バッテリーが充電され、ディスプレイはオンになっています。
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